漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
50代女性の方、子供のころからアトピー性皮膚炎で、痒み、特に顔の赤い湿疹、乾燥がひどく、病院で処方されたステロイド外用薬を使用していましたが、ここ数年は辛い状態が続き、痒くて眠りも浅く、仕事にも支障をきたす状態で、ご相談に来られました。
漢方薬を服用して2カ月後、少し痒みが改善し、ましな日が出てきました。
3カ月後には、顔の赤い湿疹が減り、肌色の部分が増えてきて、睡眠もとれるようになりました。以前は夜中に搔きむしってしまい、シーツに血がついていましたが、それが無くなりました。お通じも軟便や下痢が多かったのが改善し、ほぼ毎日快便になりました。
その後良くなったり悪くなったりを繰り返しましたが、6カ月後からは、かゆみや赤い湿疹はほとんど落ち着きました。元々の冷え症も改善し、平熱が35℃台だったのが、36℃以上になりました。
つらいアトピーによる痒みや湿疹が改善されて良かったです。この方は、食生活では、以前はパン食で、洋菓子やアイスクリームなどが多かったのを、和食中心で間食も和菓子や果物にして、睡眠も12時過ぎに寝ることが多かったのを11時までにはお布団に入るようにしたことも改善につながりました。
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